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感染症情報
ノロウイルスにかかったときの食事と注意

 ■ まずは脱水予防を
 ■ 小児の水分補給法
 ■ ノロウイルスの時の食事
 ■ 避けたい食べ物
 ■ ノロウイルスの予防



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 まずは脱水予防を


ノロウイルスの症状の特徴は、激しい下痢と嘔吐です。下痢と嘔吐が続くと、体内の水分が失われて、脱水になってしまいます。


脱水症状が進むと、喉が渇くだけでなく、ウトウトと傾眠がちになったり、意識障害を起こしたり、痙攣や血圧低下を招き、重度の後遺症が残ったり、命を落とすこともあります。そのため、ノロウイルスに感染した場合は、とにかく脱水予防が必要なんです。


水分補給をしていても、それ以上に下痢や嘔吐がひどい場合や水分補給ができない場合は、病院を受診して、点滴で水分補給を行う必要があります。


医師によると、嘔吐が1日5回以内、下痢が10回以内の場合は昼間の受診を、嘔吐が6回以上、下痢が10回以上となった場合は夜間でも救急病院への受診をすすめるとのことです。




                               



 小児の水分補給法


成人の場合は、ある程度症状がひどくても、自分で水分補給をすることができますよね。でも、乳幼児の場合は、自分で水を飲むことができませんので、大人が水分補給させる必要があります。


また、乳幼児はノロウイルスで脱水になり、
成人と比べて重症化しやすいので、注意が必要です。


乳幼児の水分補給のポイントは、「こまめに少しずつ与えること」「体重に応じた水分補給をすること」です。


ノロウイルスに感染していると、胃腸が弱っていますので、脱水が心配だからといって、一気に水分補給をさせても、体が水分を吸収してくれず、むしろ水様便となって体から排出されてしまいます。


そのため、5分おきに10ml前後を目安に少しずつこまめに水分補給させるようにしましょう。コップで飲めないようであれば、ストローやスプーンを使うなどの工夫をしてくださいね。


また補給すべき水分量ですが、小児科医は「1kgあたり50ml以上を4時間かけて与える」と軽度の脱水症状を起こした時でも、家庭内で対処できるとのことです。10kgの子供だったら、4時間で500ml(1時間で約120ml)、15kgの子供だったら4時間で750ml(1時間で約200ml)を飲ませるようにしましょう。


何を飲ませるかについてですが、
体に吸収されやすいものを選びましょう。具体的には、子供用のイオン飲料経口補水液です。これらは、体液の組成に近いので、体に吸収されるスピードが速いですし、嘔吐や下痢で失われたミネラル分(ナトリウムやカリウム)も補給できます。


また、飲み物の温度ですが、冷やしたものは胃腸に負担をかけますので、常温のものを用意しましょう。




                               



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 ノロウイルスの時の食事


ノロウイルスを発症したときの食事は、どのようなものが良いのでしょう?


その症状の程度にもよりますが、下痢や嘔吐、腹痛が激しい時は、食欲もないと思いますので、その時は食事よりも、とにかく水分補給を心がけ、脱水にならないように注意すればOKです。無理に食事は取らず、食べられるようになったら、少しずつ食事を始めましょう。


ノロウイルスを発症している時は、胃腸が弱っていますので、基本的に
消化に良いものを食べましょう。具体的には、おかゆや鶏のささ身、白身魚、リンゴのすりおろし、緑黄色野菜を軟らかく煮たり、裏ごししてスープにしたものなどです。


食べる時は、少量ずつゆっくり食べるようにして下さいね。また、少しでも吐き気がした場合、無理に食べるのは止めましょう。




                               




 避けたい食べ物


ノロウイルスを発症している時に避けたい食べ物は、揚げ物や中華料理など脂っこい食べ物、ごぼうやタケノコ、豆類、海藻類など食物繊維の多い食べ物、カレーなど香辛料を使っているものなどです。


脂肪分は胃腸に負担を与えてしまいますし、食物繊維や香辛料は胃腸の動きを活発にして、下痢がひどくなる可能性があります。


ノロウイルスの時の食事は、「胃腸に優しい」ことを基本です。「カレーライスやから揚げが食べたい」と思っても、それはノロウイルスが治ってから食べるようにして、症状があるうちは、消化に良い食事を取ることを心がけましょう。




                               




 ノロウイルスの予防


ノロウイルスは、生牡蠣など生の二枚貝に生息していますので、ノロウイルスにかからないためには、普段の食事にも気をつけなければいけません。


まずは、生牡蠣を食べることは控えましょう。生息しているウイルス量に違いはあれど、生牡蠣のほとんど(95%以上)がノロウイルスに汚染されていると言われています。そのため、「生牡蠣を食べる=ノロウイルスに感染する可能性が高い」と考えておいたほうが良いでしょう。


牡蠣を食べたい場合は、生食ではなく、カキフライや牡蠣鍋など加熱調理したもの食べるようにしてください。


また、
見落としがちなのが調理器具です。たとえば、牡蠣を購入してきて、カキフライを作るとき、まな板や包丁を使いますよね。加熱調理前の生牡蠣には、ノロウイルスが生息していますので、生牡蠣に触れたまな板や包丁などの調理器具もノロウイルスに汚染されることになります。


汚染された調理器具でサラダなどを作ったら、そのサラダにもノロウイルスが付着しますので、感染源となるのです。また、生牡蠣を触った手にもノロウイルスは付着しています。


いくら生牡蠣を食べないように日常の食事に気をつけていても、調理器具や自分の手が感染原になることもありますので、注意が必要です。


普段の食事や調理の際は、「生牡蠣は食べない」、「調理器具は熱湯消毒」、「手洗いの徹底」に気をつけて、ノロウイルスを予防するようにしましょう。





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