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感染症情報
新型インフルエンザの基礎知識

 ■ 新型インフルエンザとは
 ■ 季節性インフルエンザと新型インフルエンザの違い
 ■ インフルエンザの型(H1N1型など)とは
 ■ 新型インフルエンザの警戒レベル(フェーズ)区分



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 新型インフルエンザとは


従来は人に感染することがなかった鳥インフルエンザ、豚インフルエンザのウイルスが変異(性質が変わる)することによって、人へ感染し、それが人から人へ次々に感染するようになったインフルエンザを「新型インフルエンザ」と呼びます。


もともと、鳥インフルエンザというのは、鳥から鳥へと感染するもので、豚インフルエンザは豚から豚へと感染するものなのですが、それが何らかの理由で変異して人へ感染するようになるのです。
ちなみに、豚インフルエンザも、もともとは鳥インフルエンザが豚に感染したものなのです。知っていましたか?




                               



 季節性インフルエンザと新型インフルエンザの違い


季節性のインフルエンザとは、毎年冬季に流行するインフルエンザのことであり、A型(H1N1:ソ連型、H3N2:香港型)やB型ウイルスがあります。ほとんどの人はこれらのウイルスに対して、過去の感染やワクチン接種により基礎免疫を持っているため、感染しにくい、もしくは感染しても重症化することはほとんどありません。ただし、乳幼児や高齢者、慢性疾患を持っている方は注意が必要です。


これに対し、新型インフルエンザはほとんどの人がまだ免疫を持っておらず、いったん発生すると、1〜2年間大流行して国民の7割程度の人が感染し、免疫を持つようになると、今までのウイルスと入れ替わって季節性のインフルエンザとして次の新型インフルエンザが出てくるまで、毎年流行し続けるようになるのです。


  「インフルエンザと風邪の違い」はこちら







 インフルエンザの型(H1N1型など)とは


よくインフルエンザでH1N1型やH5N1型などと言われることがあります。
これはウイルスの表面にあるHA(ヘマグルチニン)とNA(ノイラミニダーゼ)の2種類のたんぱく質の違いによって種類を分けているためなのです。


HAはウイルスが気道の粘膜から細胞内に侵入するときに先導する働きをしています。そして、
NAは増殖したウイルスを細胞外へ放出する働きをしているのです。このHAとNAの働きにより、インフルエンザウイルスは体内の細胞から細胞へと大変速いスピードで増殖することができるのです。


ちなみに、抗インフルエンザ薬の「タミフル」や「リレンザ」はこのNAの働きを阻害することによってウイルスの増殖を抑える「ノイラミニダーゼ阻害薬」と呼ばれています。


インフルエンザのB型とC型はそれぞれ1タイプしかなく、主に人に感染するのに対し、A型にはHAがH1〜H16の16種類、NAがN1〜N9の9種類があり、それぞれの組み合わせで144通りの型が存在することになります。そしてこのA型は鳥類、人、哺乳類などに感染します。




                               



 WHOによる新型インフルエンザの警戒レベル(フェーズ)区分


WHO(世界保健機関)による新型インフルエンザのパンデミックフェーズは下記のようになります。


区分 定義
フェーズ 1 人から新しい亜型のインフルエンザは検出されていないが、人へ感染する可能性を持つ型のウイルスが動物から検出された。
フェーズ 2 人から新しい亜型のインフルエンザは検出されていないが、動物から人へ感染するリスクが高いウイルスが検出された。
フェーズ 3 人への新しい亜型のインフルエンザ感染が確認されているが、人から人への感染は基本的に無い。
フェーズ 4 人から人への新しい亜型のインフルエンザ感染が確認されているが、感染集団は小さく限られている。
フェーズ 5 人から人への新しい亜型のインフルエンザ感染が確認され、パンデミック発生のリスクが大きく、より大きな集団発生がみられる。
フェーズ 6 パンデミック(世界的流行)が発生し、一般社会で急速に感染が拡大している。





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