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感染症情報
アデノウイルスは結膜炎と肺炎に注意

 ■ 結膜炎と肺炎に注意
 ■ 流行性結膜炎
 ■ 肺炎
 ■ 大人がかかった場合
 ■ 子供や高齢者がかかった場合



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 結膜炎と肺炎に注意


いくつかあるアデノウイルス感染症のうち、感染力と発病率が非常に高いのが流行性の結膜炎と肺炎です。また、この二つの病気は症状が激しいので特に注意が必要となります。


                               



 流行性結膜炎


流行性結膜炎を引き起こすのは主に8型のアデノウイルスですが、この病気にかかると一度に両目とも発病する可能性が高いことが知られています。


症状としては、眼部の激しい痛みやかゆみ、涙目、充血などに加え、大量の目やにが生じ、まぶたが腫れて熱を出すこともあります。また、不用意に患部に触れることで複合感染を引き起こすこともありますので、眼帯をして症状が収まるまで、直に手で触れることは避けて下さい。



                               



 肺炎


一方、肺炎を引き起こすアデノウイルスにはいくつかの型がありますが、特に注意が必要なのは7型のウイルスによるものです。何故なら、このタイプは重症化する危険性が高いからです。肺炎が重症化すると髄膜炎を起こしやすくなります。髄膜炎とは脊髄にある髄膜という組織が炎症を引き起こすもので、生きていくために重要な神経束の機能を狂わせてしまいます。


具体的には髄膜炎が長引くことで麻痺や意識消失、痙攣発作などの重篤な症状に陥り、場合によっては死に至るケースや、後遺症として何らかの障害が残ってしまう危険性が高まるなど、非常に怖い病気なのです。


ある生命保険会社の調査によると、近年、日本人の死亡原因として肺炎が急上昇しています。風邪で熱っぽいとか喉が痛くてものが飲み込めないという症状が出たら、風邪と侮らずに速やかに病院で治療を受けるようにしましょう。


                               



 大人がかかった場合


アデノウイルスは感染力の強いウイルスですが、発症しても一部の重症化するケース以外は、時間の経過と共に自然治癒することが知られています。


また、アデノウイルスに対して効き目のあるワクチンや抗生剤はまだ開発されていないため、基本的には安静にして他人との接触を極力避けるというのが感染を拡大させないためにも重要となってきます。抗生剤が効かないとされるアデノウイルス感染症ですが、治療時に抗生剤が用いられることもあります。これは発病時に免疫力が落ちることで起こる他のウイルスによる複合感染を防ぐという目的で投与されます。


したがって、免疫力のしっかりとした大人の場合は、初期の段階で複合感染を防ぎ、現在発現している症状を抑える治療を行いながら自然治癒するのを待つことになります。



                               




 子供や高齢者がかかった場合


免疫力の弱い子供や高齢者は発症すると重症化する可能性が高いため、入院して経過を観察しながら症状の安定化を待つ治療法を取られることが多くなります。


このためアデノウイルス感染症(特に肺炎や流行性結膜炎、プール熱)などの症状が報告されると、学校や幼稚園など子供が通う施設では学級閉鎖が行われ、高齢者介護施設では患者の隔離治療が行われることになります。これは感染の拡大を防ぐという意味合いにおいて非常に重要な措置なのです。







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