|
|
ホーム>これ、気になる!>花粉症の気になる症状(慢性化・女性の悩み)
|
|
|
|
|
花粉症には目や鼻の症状が一般ですが、他にも多くの症状があります。
喉や耳などではアレルギー症状が慢性化することも少なくなく、放っておくと、治療が困難になるケースもあります。
また、女性では生理不順や妊娠中の悩みなど、女性ならではの花粉症の悩みも多く、女性が花粉の季節をいかに快適に過ごすかは大きな課題です。
「喉がカラカラに乾いて苦しい」「上顎の奥がかゆくてたまらない」・・・これらは、多くの花粉症患者が訴える症状です。喉の粘膜にも花粉が付着してアレルギーを起こすのですが、二次的な症状であるケースも多く見られます。
特に、鼻づまりの症状が強い人は常に口呼吸になっているため、喉がひどく乾燥してしまいます。
更に、抗アレルギー剤の中には唾液の分泌を減少させる作用を持つものがあり、ますます喉はカラカラに。
いつも咳払いをしたくなるような異物感、痛み、腫れなどの症状は、乾燥した喉にウィルスや細菌が入り込み、感染性の咽頭炎を起こしているとも考えられます。
症状を進行させないよう、マスクで保護して湿気を保ったり、まめにうがいをするなどの習慣をつけましょう。
花粉症の鼻症状では、くしゃみ・鼻づまりと共に、粘り気の少ない透明な鼻水が流れ出てきます。
つらい症状ではありますが、一方では「こんなものかな」と放置しがち。
しかし、長期間にわたり炎症を起こし続けていると、鼻粘膜が弱くなり感染症にも罹りやすくなってしまいます。
それを繰り返しているうちに、副鼻腔に炎症を残し、慢性副鼻腔炎・蓄膿症へと進行してしまうことがあるのです。
この場合の特徴的な症状は、鼻水が少しずつ口の中へ流れてくるようになり、次第に鼻・喉の粘膜が荒れてきます。
さらっとしていた鼻水は粘度や色を帯び、鼻をかんでも奥に残ってかみきれていない感じがします。
花粉症から始まる中耳炎には、アレルギー反応により鼓膜の奥に水が溜まってしまう場合と、鼻を強くかみすぎて炎症を起こす場合があります。
いずれも慢性化すると治療が困難になり、時には手術が必要となります。
耳が痛い、音がよく聴こえない、耳だれが出るなどの症状がある場合は、早めに耳鼻咽喉科で受診するようにしましょう。
花粉の季節に、生理不順を訴える女性が増えています。
もともと、アレルギー疾患は自律神経と深いかかわりを持ち、また自律神経の乱れは生理不順にもつながりますので、花粉症にかかる女性は生理不順にもなりやすい傾向があるのかもしれません。
花粉症の症状を軽減させる薬の中には、生理不順を副作用として明記しているものがあります。
ステロイドの配合されている「セレスタミン」という内服薬は、即効性があり、特に重い症状の場合に重用されていますが、長期にわたり服用すると、生理不順をはじめとする強い副作用を生じることがあります。
ステロイドが配合されている薬に限らず、抗ヒスタミン薬の中にも生理不順の副作用が報告されているものがあるので、医師との相談が必要です。
妊娠中に花粉症を発症したという話をよく聞きます。
体質が変わったせいでしょうか。妊娠中は、女性ホルモンの分泌が増加することにより、鼻粘膜の状態が変化し過敏になります。
そのため花粉症が発症しやすくなったり、妊娠前から発症している場合は症状が重くなったりしやすいのだと言われています。
妊娠前に使用していた薬の影響はほとんど心配ありませんが、妊娠中は使える薬が限られてきます。
特に内服薬は制限が多いため、点眼薬や点鼻薬を使っての治療が主体になり、なかなか思うように症状を抑えることもできなくなってきます。
花粉症の妊婦さんは、花粉が多く飛散する時には外出を控え、充分な睡眠や規則正しい生活、適度な運動などで自律神経を整えるような、生活の中での予防が重要となってきます。
花粉症のワンシーズンが過ぎると、一気に顔が老けた気がする・・・。
どうしても避けられない肌荒れですが、せめて優しく保護をしてボロボロになるのを防ぎましょう。
外出から帰ったら、もちろん洗顔は大切ですが、洗い過ぎにも注意が必要。顔の皮脂をすっかり洗い流してしまうと、お肌を保護する機能がぐっと下がります。
敏感肌用の洗顔料で優しく洗い、肌を擦らないようにタオルで押さえて拭きます。
洗顔後はしっかりと保湿し、カサカサと皮がむけているような部分には油分を補って。そして何より充分に睡眠をとることが大切です。
|
|
|
インフルエンザ検査→ |
|
|
|
Copyright(C) これであなたも医の達人 All Rights Reserved. |
|