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感染症情報
エボラ出血熱の原因・検査・治療法

 ■ エボラ出血熱の原因
 ■ エボラ出血熱の検査法
 ■ エボラ出血熱に感染してしまったら
 ■ エボラ出血熱の治療法



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 エボラ出血熱の原因


エボラ出血熱の原因であるエボラウイルスは、フィロウイルス科エボラウイルス属のRNAウイルスで、短径が80〜100nm、長径が700〜1500 nmと長細い形をしていますが、形状はひも状だったり、ぜんまいのような形をしていたり、U字状だったりと様々です。


エボラ出血熱は1976年に南スーダンで初めて確認されて以降、スーダンやコンゴなどアフリカ中央部やギニア、リベリアなど西アフリカで発生しています。


エボラウイルスの自然宿主は、オオコウモリ科のウマヅラコウモリやフランケオナシケンショウコウモリ、コクビワフルーツコウモリという研究論文が発表されていますが、完全な特定には至っていません。


サルから人への感染は確認されているものの、サルはエボラウイルスの自然宿主ではなく、終末宿主と見られています。


エボラ出血熱はオオコウモリ科のコウモリからサルなどの野生動物に感染して、その野生動物に触れた人が最初の感染者となり、人から人へ感染が拡大していくと考えられています。




                               



 エボラ出血熱の検査法


エボラ出血熱かどうかを検査するには、エボラ出血熱疑いの患者の血液や咽頭ぬぐい液、尿が必要となります。


最も確実な検査方法は、血液や尿などからエボラウイルスを分離する方法ですが、検査結果が出るまでに通常1週間以上かかってしまうため、現実的な方法ではありません。


迅速に検査できる方法には、酸素免疫測定法(ELISA法)や逆転写ポリメラーゼ連鎖反応法(RT-PCR)法などがありますが、主に用いられているのはRT-PCR法です。RT-PCR法で、エボラウイルスゲノムが検出されるとエボラ出血熱陽性と診断されますが、判別までに2時間程度はかかります。


また、発症直後は体内でエボラウイルスが検査可能なまでに増殖していないこともあり、検査結果が陰性となってしまう場合がありますので、流行地域に行って患者と接触したなど感染のリスクが高い人は、最初の検査が陰性でも、経過観察を行っていく必要があります。




                               



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 エボラ出血熱に感染してしまったら


もし、エボラ出血熱に感染してしまったら、どうすれば良いのでしょう?


エボラ出血熱の患者と接触して、突然の発熱や頭痛などの症状が出て、エボラ出血熱に感染した可能性がある場合は、まずは保健所に電話して、エボラ出血熱に感染した可能性があることを伝えましょう。


「エボラ出血熱に感染したかもしれない」と思った場合、とにかく一刻も早く病院に行って、検査と治療をしてもらおうと思うかもしれません。でも、その行動はエボラウイルスを撒き散らしていることになり、エボラ出血熱の感染拡大を招いてしまうんです。


もし、本当にエボラ出血熱を発症していたら、あなたの体液や分泌物が触れたものにエボラウイルスが付着していますので、そこから一気に感染が広がってしまう可能性があります。


また、エボラ出血熱は一類感染症ですので、受け入れ可能な病院が限定されているんです。普通の病院では、検査も治療もできません。


感染を拡大させないためにも、適切な検査と治療を迅速に行うためにも、エボラ出血熱に感染した可能性がある場合は、とにかく保健所に電話して、保健所の指示に従うようにしましょう。




                               



 エボラ出血熱の治療法


現在のところ、エボラ出血熱に有効であると証明された治療法や医薬品はありません。そのため、エボラ出血熱の治療法は基本的に対症療法のみになります。


具体的には、高熱や下痢、嘔吐などによる脱水を防ぐための補液や播種性血管内凝固症候群(DIC)に対する抗凝固薬の投与、ビタミン剤や鎮痛剤の投与、輸血などを行います。


今回のエボラ出血熱の流行では、未承認薬を用いての治療も行われています。抗インフルエンザ薬など未承認薬の中にエボラウイルスに一定の効果があるものがあるんです。


日本でエボラ出血熱患者が確認された場合は、日本の製薬会社が開発した抗インフルエンザ薬の「アビガン」が主治医の判断で投与できるとしています。







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