尿ウロビリノーゲンの基準値(正常値)、疑われる病気 -尿・便検査- 健康・医療の総合情報サイト |
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尿ウロビリノーゲン定性
肝臓や胆のうの機能異常の有無を推測する。 ウロビリノーゲンとは、古くなった赤血球が肝臓で分解されてできるビリルビン(胆汁色素)が胆汁となって腸内に排泄され、そこで腸内細菌によって分解されてできたものです。 一部は腸から吸収されて血液中に出現し、腎臓から尿中に排泄されます。 つまり、健康であれば尿中にわずかなウロビリノーゲンが検出されます(弱陽性)。 よって、多すぎたり(陽性)、逆にまったくない(陰性)場合には肝臓や胆のうなどの異常が疑われます。
・肝臓・胆道系障害のスクリーニング検査として ・黄疸を呈する各疾患の鑑別 陽性:溶血性貧血、急性・慢性肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害など 陰性:肝内胆汁うっ滞、閉塞性黄疸など 採尿時に気をつけること @ 尿は出はじめと終わりを除いた中間尿を採取します。 A 採尿コップの中に指を入れないように注意しましょう。 尿検査の紙コップの底には◎(二重丸)の模様がありますが、これは尿の混濁(にごり)を調べるためにある模様です。正常な尿では透明なので◎ははっきりと見えますが、尿に細菌や白血球などが多量に混ざっていると濁るため、◎がはっきりと見えません。 尿検査では、この濁りもチェックしているのです。
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