ALPアイソザイムの基準値(正常値)、疑われる病気 -生化学検査- 健康・医療の総合情報サイト
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みなさんの中には「検査は医者にまかせておけば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。
しかし、「自分の身は自分で守る」時代です。
これから行われる検査が「どのような検査」で「どんな目的」で検査するのか知っているだけで、無用な心配は無くなり、いっそう自分の健康管理の向上につながると思います。

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   ALPアイソザイム  



   

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セルロースアセテート膜電気泳動法


ALP1 : 0〜2%
ALP2  : 22〜63%
ALP3  : 31〜71%
ALP5  : 0〜20%




                                        
                               



血清中のALPアイソザイムの分析により、高ALP活性をもたらした由来臓器を推測できる。




                                        
                               



ALPは加水分解酵素でほとんどすべての臓器組織に広く分布しています。その中でも特に骨、小腸粘膜上皮、肝、胎盤などに多く含まれています。


通常の血液検査で測定している血中ALP活性はアイソザイムの総和であるため、血中ALPが高値の場合、電気泳動法でアイソザイムを分画することにより、ALP1〜ALP6までの活性帯を検出することができ、由来臓器の推定と病態解析に役立ちます。




   
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ALP総活性が高値を示したときに、増加の原因を追及する目的




                                        
                               



ALP1の出現 : 閉塞性黄疸、限局性肝疾患(肝膿瘍、転移性肝癌、胆道胆石症)
ALP2の増加 : 急性・慢性肝炎(ウイルス性、薬剤性)、胆道系疾患(肝内胆汁うっ
          滞、原発性胆汁性肝硬変)
ALP3の増加 : 骨疾患(骨転移癌、クル病、骨軟化症)、副甲状腺機能亢進症
ALP4の出現 : 妊娠後期、悪性腫瘍の一部(肺癌、すい癌、白血病など)
ALP5の出現 : 肝硬変、慢性肝炎、糖尿病、慢性腎不全
ALP6の出現 : 潰瘍性大腸炎の活動期




                                        





基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。
単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。





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