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みなさんの中には「検査は医者にまかせておけば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。
しかし、「自分の身は自分で守る」時代です。
これから行われる検査が「どのような検査」で「どんな目的」で検査するのか知っているだけで、無用な心配は無くなり、いっそう自分の健康管理の向上につながると思います。

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     別名LD、乳酸脱水素酵素、乳酸デヒドロゲナーゼ



   

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JSCC標準化対応法 : 120〜242 IU/l




                                        
                               



・肝臓、心筋(心臓の筋肉)、骨格筋などの障害を推測できる。
・血清LDH活性とアイソザイム分析結果から障害された臓器と障害の程度を推測
 できる。




                                        
                               



LDHとは細胞内で糖がエネルギーに変わるときに働く酵素で肝細胞、心筋、骨格筋、血球など全身のあらゆる細胞に含まれています。


よって、それらの細胞が障害(破壊)を受けると細胞外に出てくるため血液中のLDHは高値になります。


ただし、LDHの値だけではどの臓器が損傷しているのかどうかまではわかりません。


もう少し詳しく調べるには「LDHアイソザイム分析検査」を行います。存在する臓器によってLDHアイソザイムが異なる傾向があり、どのアイソザイムが異常値を示しているかで、障害臓器や障害程度をある程度絞ることができるようになります。




   
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・肝障害、心疾患、溶血性疾患などが疑われるとき




                                        
                               



高値


  肝疾患:急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんなど
  心疾患:急性心筋梗塞、、うっ血性心不全など
  筋疾患:多発性筋炎、筋ジストロフィなど
  その他:悪性貧血、白血病、溶血性貧血など




                                        





食事による変動はありませんが、運動によって上昇します。ジョギングなどの日常の軽い運動でも高値になり、ときにはそれが1週間近く続くこともあります。検査数日前はなるべく運動を控え、検査当日は少し早めに病院に行き、気持ちを落ち着かせから検査を受けるようにしましょう。




                                        





LDHの値は上記してあるとおり、日常の一般的な運動の後にも上昇し、高いときは1週間前後続くこともあります。また、妊娠後期にも急上昇することがあります。しかし、いずれの場合も、治療の対象にはなりません。








基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。
単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。





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