1,5‐AGの基準値(正常値)、疑われる病気 -生化学検査- 健康・医療の総合情報サイト
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みなさんの中には「検査は医者にまかせておけば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。
しかし、「自分の身は自分で守る」時代です。
これから行われる検査が「どのような検査」で「どんな目的」で検査するのか知っているだけで、無用な心配は無くなり、いっそう自分の健康管理の向上につながると思います。

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   1,5‐AG   (別名:1,5‐アンヒドログルシトール)



   

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酵素法 : 14μg/ml以上




                                        
                               



正常境界付近に血糖がコントロールされた患者の急激な血糖悪化を検出できる。




                                        
                               



1,5‐AGは主に食物から供給され、1日の尿中排泄量と経口摂取量はほぼ一定になっています。しかし、糖尿病などで糖の排泄(尿糖)が増加すると、尿中への排泄量が増加し血中濃度は低下します。このため、軽症糖尿病のごく最近の血糖変動の把握に優れています。


例えば、入院加療中で血糖コントロール状態が良好になり、数日間の外泊を許可した場合、その前後で1,5‐AGを測定すると、従来の糖尿病マーカーでは検出できなかった悪化を確実に把握できるのです。つまり、帰院時の血糖が正常であっても、1,5‐AGが低値になっている場合、外泊中に食事療法をきちっと守っていなかった可能性が高いことが考えられます。




   
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比較的血糖が良好にコントロールされている糖尿病のごく最近の血糖変動(尿糖量)をモニタリングするとき




                                        
                               



低値


   糖尿病、腎性糖尿、腎不全など




                                        





1,5‐AGは血糖変動の把握に優れている反面、血糖コントロールが非常に悪い場合には検査結果の差が少なくなるため、病状の評価がしにくくなります。








基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。
単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。





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