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みなさんの中には「検査は医者にまかせておけば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。
しかし、「自分の身は自分で守る」時代です。
これから行われる検査が「どのような検査」で「どんな目的」で検査するのか知っているだけで、無用な心配は無くなり、いっそう自分の健康管理の向上につながると思います。

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尿蛋白定性

試験紙法 : 陰性


尿蛋白定量

ピロガロールレッド法 : 30〜120mg/day




                                        
                               



腎臓や尿路系の異常の有無を推測する。




                                        
                               



通常、血液中には一定量の蛋白が含まれています。その蛋白は腎臓で再吸収されるため尿中にはほとんど出ません(ごく微量は健常人でも認められます)。


しかし、腎臓の糸球体(血液から尿を濾し出すところ)や尿路系に障害があると多量の蛋白が尿中に出てきます。
この尿中の蛋白を調べるのが尿蛋白検査です。




   
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・日常初期診療のスクリーニング検査として
・腎臓や尿路系の疾患が疑われるとき
・糸球体疾患などの経過観察として




                                        
                               



腎前性蛋白尿:溶血性貧血、多発性骨髄腫など


腎性蛋白尿: @ 糸球体障害:糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、糖尿
            病性腎症など
          A 尿細管障害:ファンコニー症候群、ウィルソン病、腎尿細管性
            アシドーシスなど


腎後性蛋白尿:前立腺炎、膀胱炎、結石症、腫瘍、フィラリア症など




                                        

                               



健康な人でも、激しい運動をしたあと、過度のストレスを感じたあと、食事のあとなどに陽性になることがあります(生理的蛋白尿)。


採尿時に気をつけること
@ 尿は朝起きてすぐに採取した早朝尿が最適です。
A 尿は出はじめと終わりを除いた中間尿を採取します。
B 女性の場合、外陰部のよごれや膣の分泌物の混入を防ぐために陰部を清拭
  (きれいに拭く)したあと採尿します。
C 雑菌の混入を防ぐため、採尿コップの中に指を入れないように注意しましょう。




                                        
                               



尿検査の紙コップの底には◎(二重丸)の模様がありますが、これは尿の混濁(にごり)を調べるためにある模様です。正常な尿では透明なので◎ははっきりと見えますが、尿に細菌や白血球などが多量に混ざっていると濁るため、◎がはっきりと見えません。
尿検査では、この濁りもチェックしているのです。








基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。
単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。





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