注射した後はもむ?もまない? -もむ場合、押さえる場合- 健康・医療の総合情報サイト
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医療のちょっとした疑問
注射した後はもむ?もまない?

 注射した後は、もむ?もまない?


皆さんは注射の後はもみますか?それとも押さえていますか?
いきなり聞かれてもどっちだったかな?と考えてしまいますよね。


結論から言いますと、
筋肉注射の後はよくもみ、予防注射(皮下注射)の後は軽く圧迫してください。採血や注射、点滴など、針で血管に穴をあけた場合には穴をふさぐ必要がありますのでしっかりと押さえてください。


                               



 もむ場合


筋肉注射の場合、二の腕やお尻に注射をしますが、これは筋肉内に薬を入れるわけです。そしてその薬を全身に回すために、もむ必要があるのです。


もむことにより薬液の吸収速度が早まり、局所の疼痛・発赤・硬結を減少させる効果が期待されます。


では、予防注射(皮下注射)の場合はどうでしょう。麻疹や風疹等の生ワクチンは体内でウイルスが増殖して免疫が成立するものであり
吸収を急ぐ理由はありません


一方、三種混合や日本脳炎等の不活化ワクチンでも、マッサージをしないと免疫反応が悪い訳ではなく、薬液が注射針の刺入口からもれない程度に4〜5回軽くもむ、もしくはもまずに軽く圧迫しておけば十分です。


                               



 押さえる場合


採血や点滴、血管注射では血管に直接針を刺します。つまり針が血管の壁を破って中に入るわけです。だから針を抜いたときには、血管の穴から血液が漏れてくるため
、しっかりと押さえておかなくてはならないのです。


年配者で、とくにやせている人は、皮膚の内側(皮下組織)が軟らかいため、漏れた血液が広がりやすいので注意が必要です。


押さえずにそのままにしておくと、血管からの出血により青アザになってしまいます。青アザができた後は、少しずつ色が薄くなり、黄色っぽくなって消えていきます。2週間くらいで完全に消えるでしょう。


また、採血や点滴、血管注射のあとをもむと真っ黒な皮下出血になることもありますので注意してください。






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