マンモグラフィー(乳房X線)検査の流れ、時間、注意、病気、異常値など -生理学的検査- 健康・医療の総合情報サイト
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みなさんの中には「検査は医者にまかせておけば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。
しかし、「自分の身は自分で守る」時代です。
これから行われる検査が「どのような検査」で「どんな目的」で検査するのか知っているだけで、無用な心配は無くなり、いっそう自分の健康管理の向上につながると思います。

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   マンモグラフィー(乳房X線)検査   別名:乳房X線検査    



   

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マンモグラフィー(乳房X線)検査は乳房内部が鮮明に撮影できるように被曝線量の少ないX線を用い、乳房内部に腫瘍などの病変がないかを調べる検査です。一般に、乳がん検診の問診や触診、乳腺分泌物の確認などで乳房に腫瘤(しこり)やひきつれなど異常が認められた場合に行う検査で、触診ではわからない小さな腫瘍や石灰化した病変でも診断できます。


また、乳頭に血性の分泌物が認められたときには、乳管から造影剤を注入して撮影する乳管造影検査を行います。




                                        
                               



検査を受ける人は、乳房を露出させ、立った姿勢で乳房をフィルムカセット(撮影台)の上にのせます。X線撮影台で乳房を上から軽く抑えながら撮影します。1回の検査で、上下左右方向の計4枚のX線写真を撮影します。
乳房が大きい人よりも、小さい人のほうが、乳首をひっぱられるような痛みを感じることがあります。


調べる部位や病変の種類によっては、次のような特殊な方法で検査することもあります。


乳管造影検査
乳管から造影剤を注入して乳管、乳腺のX線撮影を行います。乳頭からの異常な分泌物がある場合によく行われる検査です。




                                        
                               



検査時間は5〜10分程度です。




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・金属製のものは、からだから外しておいてください。
・撮影するときは、息をしっかり止めて動かないようにしてください。
・X線による放射線被曝の危険がありますので、妊娠している可能性のある人は事前に
 申し出てください(妊娠中でも検査は可能ですが、腰にプロテクターをして撮影します)。
・撮影の際、乳房を圧迫されて軽い疼痛を感じることがありますが、圧迫することによっ
 て検査の精度が向上します。




                                        
                               



乳がん、乳腺線維腺腫(乳房良性腫瘍)、乳腺症など




                                        
                             



乳房内の腫瘤の有無を確認し、腫瘤があれば、その大きさや形状、石灰化の有無などから、良性か悪性かをある程度区別することができます。それによって乳がん、乳腺線維腺腫、乳腺症など、乳房の病気の種類がほぼわかります。
さらに精密検査が必要な場合、超音波検査や病変の一部を採取して調べる病理組織
検査を行って診断します。そのほか、サーモグラフィー検査や乳管内視鏡検査などを行う場合もあります。




                                        
                               



乳がんは男性でもまれに発症することがあります(女性99%、男性1%)。男性でも乳がんが疑われた場合、女性と同じような撮影方法で検査を行います。








基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。
単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。





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