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みなさんの中には「検査は医者にまかせておけば大丈夫」と思っている人も多いでしょう。
しかし、「自分の身は自分で守る」時代です。
これから行われる検査が「どのような検査」で「どんな目的」で検査するのか知っているだけで、無用な心配は無くなり、いっそう自分の健康管理の向上につながると思います。

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   胸部X線検査     別名 レントゲン検査



   

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胸部X線検査は、X線検査の中でも最も簡単ですが、肺や心臓と、左右の肺の間にある縦隔などの胸部臓器の形状や病変について、多くの情報を得ることができる。そのため、病院や健康診断などで幅広く行われている検査です。


X線は空気を素通り(透過)してネガを感光させるため、フィルムには黒く写ります。一方、筋肉や骨、水などはX線の透過性を低下させるため白っぽく写ります。この原理を利用して病変部を調べます。健康な人の肺はX線写真に黒く写り、心臓などは白っぽく写ります。肺に腫瘍や炎症などの病変があると、白い陰影が写ります。


検査には、胸部を平面(ときに側面)として撮影する単純X線検査と、断面として撮影する断層撮影検査とあります。通常、胸部X線検査といえば単純X線検査です。




                                        
                               



検査はX線撮影室(レントゲン検査室)で行います。胸部をフィルムに押し当てて、背後からX線を照射します。




                                        
                               



検査時間は数分です。




   
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・妊娠中の人は検査前に必ず申し出てください(妊娠中でも検査は可能ですが、この場
 合、下腹部を保護する必要があります)。
・金属製の装飾やボタン・留め金が付いた衣類、アクセサリーなどは取り除いてくださ
 い。
・撮影するときは、息を深く吸った状態で、動かずにしっかりと止めてください。




                                        
                               



肺炎、肺結核、肺がん、肺膿瘍、胸膜炎、心肥大、胸腺腫瘍など




                                        
                             



異常陰影が認められた場合、断層撮影検査やCT検査、気管支内視鏡検査、喀痰検査、呼吸機能検査などを行います。




                                        
                             



X線はドイツの物理学者レントゲンによって発見されたためレントゲン線といいますが、発見時、正体不明の電磁波だったためX線と名付けられたのです。








基準値は検査方法や測定方法、測定機器、用いる試薬、単位などにより値が異なります。
単に数字を見るだけではなく、測定方法や単位なども注意深く確認してください。
また、個人個人の生理的変動によってかなり左右される項目もありますので、少し値が基準値から外れていたからといって神経質にならないでください。あくまで健康の目安として考えるとよいでしょう。





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