お見舞いの常識 -喜ばれるお見舞い品、お見舞い品のタブー- 健康・医療の総合情報サイト
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病院の常識
お見舞いの常識

 お見舞いの基本


病気見舞いで大切な事は、相手のことを考えて見舞う事です。入院直後や手術の前後、痛みや苦痛がある間は、本人も誰にも会いたくないことも考えられます。そのような場合は、相手の事も考えて面会は遠慮しましょう。


お見舞いの時期は、だいたい
入院してから1週間以降が目安です。最もよいタイミングは病状が落ち着き、回復に向かい始めた頃です。見舞う前には、家族や看護師に状況を尋ねてからにしましょう。


面会時間は
15〜20分程度で済ませるようにしましょう。また、多人数で押しかけたり、小さなお子さんを連れて行くのは避けましょう。周囲の患者さんの迷惑になります。


意外にやりがちなのが「
ひそひそ話し」です。廊下や本人の近くでまわりに気を使ってぼそぼそと話しているつもりでも、自分は悪い病気なのではないかとかなり気になるものです。気をつけましょう。


また、お見舞い品を持っていった際に、付添い人が見あたらず、本人がぐっすり眠っている場合などは、目覚めるまで待たずにナースステーションに預けて帰るのがマナーです。


                               



 喜ばれるお見舞い品


お見舞いの品物は、相手の病状に合わせて十分に配慮が必要です。
金額の
目安は3千円から1万円程度。付き合いの 程度や入院の長短などを考慮して選んでください。




次に一般的なお見舞い品をあげてみました。


これは入院の定番ですよね。生花のときは花瓶をつけると喜ばれますよ。
果物 事前に食事制限がないかどうか確認し、保存の効くものがいいでしょう。
お菓子 お菓子を持っていく際には、賞味期限が長いものを選びましょう。賞味期限の短いものは早く食べないといけないため、かえって気を遣わせてしまいますので注意してください。
缶ジュース 友達や家族がお見舞いに来た際に手軽におもてなし出来るため重宝します。
雑誌・マンガ 相手の好みの雑誌・マンガです。事前に本人に読みたいものを聞くといいでしょう。
図書券 自分の好きな雑誌が買えるので喜ばれます。
テレホン
カード
病院ではもちろん携帯電話禁止なので必需品です。
テレビカード これも毎日使うものなので非常に喜ばれます。また最近ではテレビカードで売店での買い物や電話にまで使える病院もあります。
CD ポータブルCDプレイヤーなどを持っているか確認しましょう。
ゲーム 最近は子供だけではなく高齢者の方もやっています。ただし、大部屋で周りの人に迷惑のかかるものは避けましょう。
タオル タオルは頻繁に取り替えるため、何枚あってもいいものです。
小銭 電話やジュースを買ったりと必需品です。おしゃれなビンなどに入れるとさらに良いでしょう。
現金 親戚・親しい友人なら5千〜1万円、知人・ 隣近所・勤務先の人なら3千〜5千円が目安です。



また、付き添いの家族の方に、お菓子やお弁当の差し入れをするのもいいでしょう。


他に、やわらかい高級ティッシュ、ウェットティッシュ、ふりかけ、佃煮といった実用的なものが喜ばれる傾向にあります。


                               



 お見舞い品のタブー

お見舞いのときに花を持って行く人は多いと思いますが、これは注意が必要です。


お見舞いの花は、
色や香りの強い花や大きな花束は避け、淡い色で、香りの弱いものを選びます。




花の種類にも気をつけてください。

鉢植えの植物 「根つく」が「寝つく」に通じ、病気が長引くことを連想させます。
シクラメン 「死苦」を連想させます。
赤いバラ 血を連想させます。
椿・さざんか 花が首からポロリと落ちるのが特徴で縁起が悪いといわれています。
白い花 寂しげで、葬式を連想させ、病人の気を滅入らせてしまいます。
小菊 仏花に好んで用いられます。また、外国では「不幸の花」とされています。




その他に、

パジャマ 「寝付く」ことを連想させるので長期入院の人へは贈らないほうがいいでしょう。
(くし) 「くし」=「苦死」と同音。
石鹸・歯ブラシなど 長期入院を連想させますので、親しい間柄でなければ贈らないほうがいいでしょう。
ぬいぐるみ 喘息の子供には避けましょう。
現金 数字の4(死)、6(無)、9(苦)、13(欧米での凶数)が付く金額は避けましょう。
病気に関する本 本人の希望であれば問題ありませんが、良かれと思って渡すと気分を害する恐れもあります。



これらの品は縁起を気にする方のお見舞いには、さけたほうが無難でしょう。
ただ、最近ではそのような縁起を気にする方も少なく、若い人は特に気にしないと言う人も多いです。


最も喜ばれるものは、自分のことを心配してお見舞いに来てくれたということなのです。あまり深く考え過ぎずに、自分の気持ちを贈ってください。
きっと喜んでもらえるはずです。



                               



 入院時にあると便利なもの

お見舞いの品ではなく、自分が入院した場合にあると便利なものをいくつか紹介します。入院が決まってから時間に余裕がある場合にこれらが準備できれば入院生活を少しでも快適に過ごせるのではないかと思います。


充電器 携帯電話はもちろん、入院中は結構電子機器を使用します。充電池式のものも重宝しますよ。
携帯・スマホ
スタンド
入院中は横になって携帯やスマホを見ることも多いです。そんなときにはあると役立つグッズですね。特にかわいいもの、面白いスタンドをプレゼントされると喜ばれますよ。
ポータブルDVDプレーヤー ゆっくり静かに映画を鑑賞するのも気持ちを落ち着かせてリラックスできます。
携帯音楽
プレーヤー
i-Podなどです。周囲の音や声が気になる人はあると非常に重宝しますよ。
ノートパソコン これは病院により使える病院はまだ限られています。事前に使用していいか確認してみましょう。
耳栓 同室の人のいびきが気になり眠れない人も多いと思います。そんな人には耳栓は必需品です。
ニット帽 入院中は髪も洗えずボサボサになっていることも日常です。お見舞いの人にあうときに気になる人はパジャマでも違和感のないニット帽がおすすめです。
お気に入り枕 自分のMy枕じゃないと眠れない人も増えています。そんな人は自分専用の枕を持参してください。
フック類 意外とあると便利なものがフック類です。S字フックやマグネットタイプのフックは意外なときに役立ちます。
アイマスク 暇つぶしに携帯やテレビを見ることも多く、目が疲れやすいので、リラックスできるアイマスクは喜ばれます。






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