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病名 |
睡眠時無呼吸症候群 |
よみがな |
すいみんじむこきゅうしょうこうぐん |
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睡眠時に、のどの筋肉が緩むことで気道を塞ぎ、無呼吸・低呼吸などの呼吸異常をおこします。夜間の呼吸異常により、昼間の眠気、高血圧、動脈硬化などをおこしやすくなってしまいます。
睡眠中の呼吸異常には、10秒以上呼吸をしない無呼吸、呼吸した際の換気量が半分以下に落ちる低呼吸があります。
異常の程度は1時間あたりのそれぞれの数で決まり、その数が5回以上で日中に眠気などの自覚症状がある場合と、自覚症状がなくても15回以上ある場合、睡眠時無呼吸症候群となります。
いびきを伴うことが多く、無呼吸が現れるといびきが消え、呼吸が再開するといびきも始まります。
また、この呼吸異常のため、血液中の酸素が不足し、血圧や心拍数の上昇、動脈硬化などをおこしやすくなります。
肥満や扁桃腺の肥大、あごの小さい人などにおこりやすく、睡眠時にのどの周囲の筋肉活動が低下することで下に落ち、のどを狭くしてしまいます。
呼吸できているときは、のどの壁が振動していびきをおこしますが、息を吸うとのどの壁が引き込まれ、閉鎖してしまいます。
睡眠中の脳波や呼吸、心電図などを調べるポリソムノグラフィーという検査をして、無呼吸や低呼吸の数を調べます。オキオシメーターという簡易測定が行われる場合もあります。
軽症の場合は、スリープスプリントというマウスピースを入れ、気道の閉鎖を防ぎます。
肥満の場合は、同時に減量が指示されます。日中の眠気がひどい場合は、空気を送り出す機械につながれた鼻マスクを使って上気道を確保する、鼻連続軌道陽圧呼吸が行われます。
また、扁桃腺肥大やアデノイドなどの疾患がある場合は、それぞれの治療が行われます。
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