病気一覧/症状、原因、検査、診断、治療 -唇顎口蓋裂- 健康・医療の総合情報サイト
健康・医療の総合情報サイト                      
ホーム>病気一覧>シ行>唇顎口蓋裂




サイト内検索
 


【病気一覧】

五十音検索窓
   
       




医の達人facebookページ
最新記事、お役立ち情報をいち早くご覧いただけます。











病名    唇顎口蓋裂
よみがな    しんがくこうがいれつ


 どんな病気か


顔面先天奇形のひとつで、唇や上あごの奥の口蓋まで裂けたようにわれています。一般に、兎唇(としん)とか、みつくちと言われています。





                               



 症状


新生児では哺乳障害がおこります。適切な治療がなされないと、咀嚼、嚥下、発音障害をおこしてしまいます。発音では、声が漏れてしまい、鼻声で聞き取りにくいため、スムーズな会話ができず、対人関係に問題がおこります。


また、鼓膜の奧に水が溜まる浸出性中耳炎をおこしやすく、難聴になる場合もあります。成長に伴い歯並びが悪くなったり、受け口になることもあります。



                               



 原因


唇や口蓋は母体に胎生して4〜12週ごろに形成されますが、その時期になんらかの異常が発生し、融合すべきものができないままに生まれてきます。その原因ははっきりとわかっていませんが、遺伝的要素と環境的要素が複雑に組み合わされておこると考えられています。




                               



 検査と診断


出生後は、視診でわかりますが、妊婦検査の超音波検査などで、生まれる前に診断される場合もあります。





                               



 治療


手術は1歳を過ぎてから行われますが、それまで哺乳を容易にし、顎の発育を助けるために、ホッツ床が手術前まで使われます。


手術は唇の形だけでなく、口を閉じたり開いたりする筋肉の再建や歯列矯正などの歯科的治療、形成外科による顎の矯正手術などが総合的に行われます。


その後、成長に併せて、口腔外科、歯科、形成外科などが連携して、発育が完了するまで、一貫治療が行われます。





このエントリーをはてなブックマークに追加



スポンサードリンク


   薬の形の秘密
   薬の使用期限と効果・影響
   薬の上手な保管方法
   賢い「かかりつけ医」の選び方
   治療費を払えないときはどうなるの?
   良い病院を見分けるポイントとは?
   安心できる医師のポイントとは?




                               



                   
   

Copyright(C) これであなたも医の達人 All Rights Reserved.