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細菌やウイルス、自然毒、化学物質など有害なものが含まれている食品を食べて、胃腸炎をおこしてしまいます。
原因となるものによって潜伏期間は異なりますが、激しい腹痛や下痢、吐き気や嘔吐、発熱や頭痛などがおこります。呼吸困難をおこす危険なものもあります。
病原微生物の場合、細菌が腸管で増殖する感染型、細菌が発生する毒素により症状をおこす毒素型のほか、ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス性があります。
細菌では、腸炎ビブリオ、サルモネラ、黄色ブドウ球菌などが多く、フグ毒やキノコによる自然毒、農薬や貴金属を原因とする化学物質による場合もあります。赤痢や腸チフスなど、近年は少なくなっていますが、未だ発症しています。
便や嘔吐物から、原因となる菌やウイルスを探します。自然毒の場合は問診で診断できます。
毒物を早く体外に排出し、体力の温存が第一です。脱水になっているようであれば輸液を使用します。また、感染源によっては抗菌薬を使用することもあります。
食品に病原がつかないよう、調理の際は手を洗い、調理した食品を長く放置しないようにしましょう。また、多くの原因菌は熱に弱いので加熱調理を心がけましょう。
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