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色々な病気により、心臓の筋肉が厚くなってしまいます。肥大することで、心臓の縮む力が弱くなり、働きが悪くなります。
心肥大が続くと、心臓の収縮力が弱くなり、運動時の息切れ、全身の倦怠感、むくみ、めまい、呼吸困難、不整脈など心不全の症状が現れます。また、狭心症のような胸の痛みがおこることもあります。
高血圧症、肥大型心筋症、大動脈弁狭窄症などが左心室に、特発性肺動脈性肺高血圧症では右心室に心肥大がおきますが、弁膜症や先天性心疾患などあらゆる心臓病でおこります。
胸部X線検査、心電図、心エコー検査、MRIなどで診断ができますが、確定するためには、心臓カテーテル検査が必要な場合もあります。
高血圧症であれば、血圧を下げる薬を使用したり、大動脈弁狭窄症では、弁の手術をするなど、心肥大をおこした原因となる心臓疾患の治療が行われます。いちど肥大してしまった筋肉をもとに戻すことは難しいと考えられており、それ以上進行しないように、それぞれ治療してゆきます。
心肥大がみられる人の突然死は、急激にからだを動かしたときにおこる不整脈が原因として多い、と言われているので、運動や急激な動きは避けるようにしましょう。
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