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切迫流産をおこして治療していたにもかかわらず、胎盤がはがれたり子宮の入口が開いて流産が避けられなくなってしまいます。切迫流産の状態がなくおこることもあります。
下腹部の痛みや出血がおこり、妊娠の維持ができず、流産してしまいます。妊娠初期で子宮内から完全に排出される完全流産と、子宮内に一部残ってしまう不完全流産があります。
受精卵の異常、母体の子宮に疾患がある、母体に合併症がある、胎児の染色体異常など、様々な原因があります。
超音波検査では胎児の発育や存在が確認できず、胎嚢の形が崩れたり消えてしまっていたりします。
不完全流産の場合、出血が止まらず、感染症をひきおこすこともあるので、子宮内に残っている組織を除去するため掻爬手術などが行われます。完全流産で出血もそれほどひどくない場合は、特に処置をする必要はありません。
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