|
|
|
ホーム>病気一覧>セ行>喘息(ぜんそく)
|
|
|
|
|
|
|
アレルギーや細菌・ウイルスなどが発端となり、気管支の周りの筋肉が収縮したり、分泌物が増加し、肺への空気の出入りが悪くなることで、苦しい息をするたびに、ゼーゼー、ヒューヒューといった音がしてしまいます。大きな発作をおこすと、死亡することもあります。
様々なストレスや刺激が引き金となって、気管支平滑筋、気道粘膜のむくみ、気道分泌亢進により気道の狭窄や閉鎖をおこし、喘鳴、息切れ、痰、咳などがおこります。
喘息の発作時では、症状がひどくなると、呼吸困難や過呼吸、酸欠、体力の激しい消耗などをおこします。時には死に至ることもあります。
誘因としては細菌・ウイルス感染、過労、ハウスダスト、家ダニ、ペットの毛、食べ物や薬物のアレルゲン、たばこ、アルコール、気圧の変化、運動、ストレス、自動車や工場の煙などがあります。これらが引き金になって発作をおこし、気道が狭窄したり閉鎖したりします。
発作性の呼吸困難と、朝晩の咳、喘鳴などの症状でおおよそ診断がつきますが、気管支の炎症を確認するために、血液検査や喀痰検査などが行われます。
原因物質を避けることが大切ですが、症状を抑えるためにステロイド剤や抗アレルギー薬、抗炎症薬、B2刺激薬、テオフィリン除放薬などを使用した薬物療法が行われます。
一番大切なのは、吸入ステロイド剤です。発作時には、吸入B2刺激薬などの気管支拡張薬と全身性ステロイド剤が使用されます。
症状が長期にわたるため、日常的に生活を管理する必要があります。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) これであなたも医の達人 All Rights Reserved. |
|