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病名 |
線状皮膚萎縮症 |
よみがな |
せんじょうひふいしゅくしょう |
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皮膚が引っ張られて、線状にスジができてしまいます。思春期や妊娠期の女性の腰臀部に発症しやすくなっています。
幅数ミリ、長さが10センチ以内の線状の萎縮が平行して数本できます。最初は淡紅色ですが、のちに灰白色になります。出産後に腹部、乳房、股部にできるものを妊娠性線条、思春期に臀部、大腿外側などにできるものを思春期線条といいます。
結合組織の断裂により発症しますが、肥満も原因のひとつです。健康な人や妊婦に発症しますが、副腎皮質ホルモンの内服を行ったり、多量に外用した場合にもおこります。副腎皮質ホルモンの病気であるクッシング病の症状としても現れます。
視診で状態が確認できますが、クッシング病が疑われる場合は、尿検査、血液検査、CT,MRIなどの画像検査が必要です。
いったんできてしまった場合、治療法はありません。しかし、時間と共に白色化するので、あまり目立たなくなり、特に生活に支障もありません。
クッシング病などが心配な場合は、皮膚科を受診しましょう。
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