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病名 |
成人発症スチル病 |
よみがな |
せいじんはっしょうスチルびょう |
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若年性関節リウマチのひとつであるスチル病が、若年成人におこります。35歳以下の女性に多く発症します。
39度を超える発熱がありますが、寒気や悪寒はなく比較的元気です。かゆみのないピンクの発疹がでますが、翌日には消えてしまいます。手首などの大きな関節に痛みがでますが、腫れることはあまりありません。そのほか、関節痛、腹痛、首のリンパ節や肝臓・脾臓の腫れ、胸膜炎、心膜炎、しびれなどがおこる場合もあります。
はっきりとは分かっていませんが、自己免疫疾患により炎症性サイトカインが多量に分泌されることが原因ではないか、と考えられています。
血液検査と関節X線検査が行われます。
副腎皮質ホルモン、抗リウマチ薬などが使用されますが、ステロイド剤が使えない場合は、メトトレキサートなどの免疫抑制薬が処方されます。難治性の場合、近年ではインフリキシマブ、トシリズマブなどの生物学的製剤が使われることもあります。
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