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病名 　　 貨幣状湿疹 よみがな 　　　かへいじょうしっしん

どんな病気か 貨幣のような丸い湿疹ができ、とても強いかゆみがあります。足のすねにできることが多く、その他、膝のまわりや手の甲にできることもあります。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　症状 最初は小さな湿疹が、かゆみと共にだんだん大きくなり、硬貨や卵位の大きさまで広がります。強いかゆみがあり、次第にじゅくじゅくと液が出てきたり、かさぶたが出来たりします。この状態が、繰り返されます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　原因 高齢者では、肌が乾燥することでかゆみが現れ発症するため、空気の乾燥する秋から冬にかけて暖房を使用する頃におこることが多いようです。また、金属アレルギーなどの細菌感染が原因の場合もあります。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　検査と診断 視診で判断できますが、ステロイドを塗っても治らない場合、白癬菌症の可能性があります。場合によっては、皮膚の生検を行うこともあります。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　治療 病変にはステロイド剤を塗布し、かゆみが強い時は抗ヒスタミン薬や抗アレルギー剤を内服します。患部を清潔にし、軟膏を塗った後は、細菌感染を予防するためガーゼで保護するようにします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　日常生活の注意 乾燥が原因の場合、過度の暖房を控え、入浴時に体を洗う際、こすりすぎないように気を付けましょう。また、入浴後は、保湿クリームを全身に塗るなど、肌を乾燥させないようにすることが大切です。 ツイート スポンサードリンク 　　　薬の形の秘密 　　　薬の使用期限と効果・影響 　　　薬の上手な保管方法 　　　賢い「かかりつけ医」の選び方 　　　治療費を払えないときはどうなるの？ 　　　良い病院を見分けるポイントとは？ 　　　安心できる医師のポイントとは？

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