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病名 　　 悪性貧血 よみがな 　　　あくせいひんけつ

どんな病気か 胃粘膜の萎縮や胃液の分泌が悪いため、ビタミンＢ１２の吸収障害をおこし、造血細胞での赤血球の産生が妨げられます。結果、通常の赤血球より大きい巨赤芽球といわれるものが現れることで、赤血球が不足し貧血となる、巨赤芽球性貧血の一種です。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　症状 だるさ、息切れ、強い動悸などの貧血の症状のほか、舌が赤くピリピリしたり、表面がツルツルになることもあります。また、食欲不振、吐き気、下痢などの胃腸症状も現れ、いずれしびれや知覚鈍化が脚におこり、進行すると歩行困難になることもあります。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　原因 体内のビタミンＢ１２の不足によりおこります。胃液に含まれる胃内因子が自己免疫の攻撃をうけ、ビタミンＢ１２を結合できず、吸収障害をおこすためです。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　検査と診断 静脈より１０ｍｌほど採血して血液検査をします。そのほか、骨髄検査、肝機能検査、便の検査なども行います。特に骨髄液の検査で、巨赤芽球が検出されると病名が確定されます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　治療 ビタミンＢ１２剤を注射します。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　日常生活の注意 貧血にはレバーと言われるが、この場合はあまり効果はありません。ときには一生ビタミンＢ１２の注射を続けないといけない場合もあるので、食事療法よりは医師の指示に従い、きちんと薬剤をとりましょう。 ツイート スポンサードリンク 　　　薬の形の秘密 　　　薬の使用期限と効果・影響 　　　薬の上手な保管方法 　　　賢い「かかりつけ医」の選び方 　　　治療費を払えないときはどうなるの？ 　　　良い病院を見分けるポイントとは？ 　　　安心できる医師のポイントとは？

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