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ホーム>気になる健康コラム>月曜日の憂鬱は、ブルーマンデー症候群だった!
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ブルーマンデー症候群という言葉を聞いたことがありますか?ブルーマンデー症候群とは、その名のとおり、月曜日になると憂鬱になることです。
月曜日の朝に起きた途端に、「会社に行きたくない」、「また一週間が始まってしまった・・・」と憂鬱な気持ちになったことのある社会人は多いと思います。
日曜日の夕方にテレビ番組で「サザエさん」を見ると、翌日から始まる仕事を思い出し、憂鬱な気分になる人が多い「サザエさん症候群」も似たような症状ですね。
厚生労働省のデータによると、自殺者が最も多いのは月曜日ということがわかっていますし、イギリスでは「最も幸福を感じている地域」でも月曜日は11時16分までは笑顔が出ないという研究結果も出ています。
このようなデータや研究結果から見ても、ブルーマンデー症候群は「気のせい」や「単なる怠け癖」ではないことがわかると思います。
憂鬱な月曜日を乗り切るためにも、自分でできるブルーマンデー症候群対策を行うようにしましょう。
1つ目は、月曜日の目標のハードルを下げておくことです。
「週の始めだから、あれもこれも、たくさん仕事をしなくちゃ!」と思うと、気分はさらに落ち込みます。月曜日は何とか会社に行って、無理のない範囲で仕事をすることを目標にしましょう。後回しにできる仕事は後回しにして、とにかく月曜日は精神的な負担を最小限にしておくことが重要です。
2つ目は、重要な仕事は週半ばに入れるようにすることです。
月曜日に重要な仕事をしようとしても、憂鬱な気分のため、作業効率が上がらず、仕事の質も落ちてしまいます。身体の調子が整ってくる週の半ばに重要な仕事を入れるようにすれば、負担も少なく、仕事の質も上がります。
3つ目は、週半ばや週末に楽しい予定を入れておくようにしましょう。
この辛い時を乗り切れば、楽しいことが待っていると思うと、少しは気分も上がりますよね。
また、月曜日はお気に入りの服を着たり、やる気のでる柑橘系の香水を使うなどの工夫をしても良いでしょう。
ブルーマンデー症候群の症状は、月曜日になると、気分が落ち込み、憂鬱になるというものです。でも、ひどい症状の場合は、これだけではありません。
ブルーマンデー症候群が進んでしまうと、月曜日に家を出ようとしたら、頭痛や腹痛、下痢に襲われたり、会社の前まで行ったら足が動かなくなってしまうという出社拒否の症状が出てきてしまいます。
月曜日の朝に憂鬱になるという症状だけでなく、出社拒否の症状が出た場合には、うつ病や適応障害を併発している可能性が高いですので、心療内科など専門医を受診するようにしましょう。
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