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ホーム>気になる健康コラム>暑い季節は水虫にご用心!その対処法とは
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もうすぐ梅雨の時期がやってきます。梅雨の時期は、ジメジメして嫌ですよね。さらに梅雨が明ければ、夏がやってきて、高温多湿の環境になります。
この高温多湿の環境は、水虫にとっては大好きな環境なんです。
水虫は、白癬菌という一種のカビが原因の感染症です。この白癬菌が、高温多湿の環境で増殖するのです。
これからの季節、女性はサンダルを履く人が多いですので、それほど心配ないかもしれませんが、男性のビジネスマンの方は、暑い季節でも靴下に革靴というスタイルが多いですので、特に注意しなければいけません。
「水虫」には4つの種類があります。それぞれ症状が異なりますので、早期発見・治療のためにも、水虫の種類とその症状を知っておきましょう。
1つ目は、趾間型です。水虫というと、この趾間型を思い浮かべる人が多いかもしれません。趾間型の水虫は、足の指の間に痒みが出たり、皮がむける、白くふやけているなどの症状が出ます。
2つ目が、小水疱型です。足の裏から側面にかけて、足全体に小さな水ぶくれが広がっていくという症状が出ます。痒みが出ないこともあるため、ほかの病気との区別がつきにくいという特徴があります。
3つ目が、爪白癬です。白癬菌が爪に取り付くことで起こります。爪が白く変色し、厚く変形していくのが特徴です。水虫の中では、最も完治しにくいタイプと言われています。
4つ目が、角質増殖型です。水虫が足の裏全体に増殖して、足の裏の全体の皮膚が厚く硬くなっている状態です。この角質増殖型は、爪白癬を併発していることが多く、長期に渡る治療が必要となります。
昔から、水虫には様々な民間療法が効くとされてきました。患部をお酢につけておいたり、硫黄やティーツリーオイル、ニンニク、重曹などを使用したり様々な方法があります。
また、白癬菌は熱に弱いため、ロウソクを使っての民間療法もよく行われています。
しかし、これらの民間療法は科学的根拠が乏しく、治療効果も確実に得られるわけではありません。
水虫は、感染症です。治療をせずに放っておくと、家族にうつす可能性がありますし、銭湯やジムなどの公共の場で他人に感染させる可能性もありますので、一刻も早く治療する必要があります。
まずは、皮膚科へ行きましょう。その症状に合った薬を処方してくれるはずです。
ここで重要なのは、一見症状が良くなったからといって、自己判断で治療を終了させないことです。
白癬菌は、症状が治まっても、根強く残っている可能性がありますので、根気強く治療していきましょう。
また、自分でできる水虫対策には、足を清潔に保つ、足を乾燥させておく、通気性のよい靴を選ぶなどがあります。
自分でできる水虫対策は、水虫予防法としても効果があります。これからの暑い季節は、足のケアを入念に行い、水虫対策をしっかり行うようにしましょう。
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