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ホーム>気になる健康コラム>タンパク質は不足も過剰もダメ!タンパク質を摂取する時のコツを知りましょう!
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三大栄養素の1つであるタンパク質は、私たちの健康に欠かすことができません。タンパク質は重要な栄養素であることは知っていても、具体的にどんな効果・効能があるか知っていますか?
タンパク質は私たちの細胞を作る成分ですので、各臓器や筋肉、皮膚などの機能を高めて正常に保つためには欠かすことができません。タンパク質の効能の一部をご紹介します。
タンパク質はマクロファージやリンパ球などの免疫細胞を作りますので、免疫力をアップさせます。また、ヘモグロビンを作りますので、貧血を予防します。
さらに、血管壁の細胞を作り血管を丈夫にしますので動脈硬化を予防します。また筋肉を作ることで、基礎代謝をアップさせて痩せやすい身体になりますし、コラーゲンを作って肌のはりや潤いに役立ちます。タンパク質は私たちの体を作っている大切な栄養素なんです。
タンパク質は健康を維持するだけでなく、細胞1つ1つを形作っている大切な栄養素で、タンパク質が不足すると、免疫力が低下し、筋肉量は落ちて太りやすくなるなど、様々な障害が起こります。
でも、健康に良いからといってタンパク質を取り過ぎるもの良くないんです。過剰なタンパク質は、体内に溜め込んでおけませんので、尿と一緒に体外に排出されます。
尿と一緒に排出されるということは、タンパク質が腎臓を通ることになりますので、腎臓に負担をかけてしまいます。
腎臓に負担をかけ続けると、腎臓の機能が落ちて、さらに悪化すれば腎不全へと移行することもありますので、注意が必要です。
また、タンパク質の過剰摂取は骨粗しょう症を招く恐れがあります。タンパク質が尿中に排泄される時に、カルシウムも一緒に排泄されてしまうんです。
血中のカルシウムが不足すると、骨の中に溜め込まれているカルシウムが溶け出して、不足分を補いますので、骨粗しょう症になってしまうんです。
タンパク質は不足してもダメ、過剰摂取もダメですので、適量を摂取する必要がありますが、タンパク質の適量ってどのくらいか知っていますか?
1日のタンパク質の適量は体重1kgに対して1gと言われています。体重50kgの人なら1日50g、70kgの人なら1日70gですね。
そして、タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質がありますが、この2種類のタンパク質はどちらか一方に偏らず、バランスよく摂取する必要があります。
動物性タンパク質は必須アミノ酸が豊富で体内への吸収効率が良いのですが、脂肪になりやすいという性質を持っています。植物性タンパク質は、必須アミノ酸が不十分で吸収効率が低めですが、脂肪になりにくいんです。
ですから、両方のメリットを最大限に活かすためには、動物性タンパク質と植物性タンパク質をバランスよく取る必要があります。
動物性タンパク質と植物性タンパク質をバランスよく取って、より健康な体作りに励みましょう!
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