|
|
|
ホーム>気になる健康コラム>足がつるのは、重大な病気が隠れているかも!その原因とは?
|
|
|
|
|
| |
眠っていたのに、足に突然の激痛が走って目が覚めたという経験がある人は多いと思います。その激痛の原因は、「足がつったこと」ですよね。なぜ足がつるのでしょう?足がつるメカニズムを知っていますか?
足がつった状態は、筋肉が縮んで伸びなくなってしまった状態のことです。強制的に筋肉が縮んでしまったので、痛みが伴うんです。
筋肉の収縮は、運動神経の命令によって起こります。普段は、筋肉を収縮させる命令と緩ませる命令がバランスよく働いていますので、自分の意思どおりに筋肉を収縮させることができるのですが、この収縮と拡張の命令のバランスが崩れてしまった時に、足がつってしまうんです。
運動後などいつも以上に筋肉に負担がかかると、収縮と拡張の命令のバランスが崩れやすくなります。また、冷えなどで血行不良になると、筋肉が収縮して負担がかかり、足がつりやすくなります。
また、筋肉の収縮には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが大きく関わっていますので、脱水やその他の原因で体内のミネラルバランスが崩れた時も、足がつりやすくなります。
出産経験のある女性は、妊娠中に足がつったことがある人は多いと思います。妊娠中は足がつりやすいのはなぜでしょうか?
妊娠中は、母体から胎児へカルシウムが栄養分として送られるため、お母さんはどうしてもカルシウム不足になってしまうんです。カルシウム不足になれば、血液中のカルシウム濃度は下がり、ミネラルバランスが崩れてしまうので、妊娠中は足がつりやすいんですね。
さらに、妊娠中は運動不足や体重増加などで、むくみやすくなりますよね。運動不足にならないように気をつけていても、つわりがあったり、動くとすぐにお腹が張ってしまったり、切迫早産などで安静にしなくてはいけなかったりと、妊娠中はなかなか思うように運動できません。
むくみは血行不良の原因となります。血行不良になれば、筋肉が収縮しやすくなりますので、足がつりやすくなるんです。
筋肉の疲れや血行不良、ミネラルバランスの崩れは、身体からの黄色信号のサインではあっても、病気とは言えないものですよね。身体からのサインに気づいて、改善すれば、足がつることもなくなります。
でも、頻繁に足がつる場合は重大な病気が隠れているかもしれないんです。肝臓や腎臓の機能が低下すれば、水分とミネラルのバランスが崩れやすくなって、足がつりやすくなります。また、糖尿病は神経の異常をきたしますが、神経に異常が出ると足がつりやすくなるんです。
さらに、椎間板ヘルニアや閉塞性動脈硬化症、脳梗塞や心筋梗塞でも血行不良により足がつりやすくなります。
「たかが足がつるだけ」と考えず、休息や水分補給、ミネラル分の補給をしても改善が見られない場合は、早めに医療機関を受診して、病気が隠れていないか検査したほうが良いでしょう。
マグネシウムを手軽に効率よく摂取するスプレー
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) これであなたも医の達人 All Rights Reserved. |
|